今回は、前回の記事スウェーデンワーホリビザ申請から取得までの道のり<前半>の続きで、
スウェーデンワーホリのビザ申請の流れ(後半)をお伝えいたします。
この記事を読むと、ワーホリビザの審査にスムーズに通るコツや、ビザを申請してからどのように結果を知ることができるのか一連の流れを知ることができます!
せっかく申請するなら失敗せずにワーホリビザをゲットしたいですよね。
そのために必要なことをわかりやすくご紹介します!
スウェーデンワーホリの決定通知は突然来る!
ビザの申請後は、自分の申請したビザの審査をしてくれるCase worker(ケースワーカー)が自分に割り当てられるのを待つ形になります。
ケースワーカーがついてビザの審査が進められた際に、何かケースワーカー側からあなたに質問がある場合やビザ申請時に提出された書類に不備があった場合にメールで連絡が来ます。
しかしケースワーカーが自分について審査が始まって何も書類に不備がなく質問する必要がない場合は
何も質問のメールは来ず、
突然[決定]の連絡が来ます!!(笑)
ちなみにケースワーカーがつく(自分のビザの審査が始まる)タイミングは、実は人によって全く違うようで、例えばある人と同じ時期もしくは同じ日に自分が申請したとしても必ずしもその人と同じようなスピードで審査が進むというわけではないようです。
私がビザを申請した時はコロナ禍で、移民局もビザの審査がストップしていたときもあったようです。特に2020年の3〜4月頃は混雑しているようでした。
私がスウェーデンワーホリのビザの申請したのは7月の上旬でした。
何の連絡もないまま何ヶ月も待ち続けていたら、10月になって突然ケースワーカーから
『あなたのビザの結果が下されました。』
と、審査終了のメールが届きました。
何ヶ月も放置されていたので、さすがにビックリしました!(笑)
実はこの決定の連絡が10月に届くまでの間に、何度か私の方から”いつ頃、ケースワーカーがつく予定でしょうか?”と移民局にコンタクトをとったりしていてこの質問に対して届いた移民局からの返答がこちら↓
『現在あなたにケースワーカーが割り当てられるのを待っている状況であり、多くの様々なアプリケーション(ビザ申請)があり人それぞれ調査も異なるので、それに伴い時間も異なります。あなたにケースワーカーがいつ頃につくというのは現時点ではわかりません。
私たちのウェブページには複数の質問に答えるだけでおおよその審査終了までの時間を調べる事が出来ます。』
という事でした。
審査が進むのもいつになるかわからず、勝手に何ヶ月も待つのかと思いとても不安だったのですが思いの外早く
3ヶ月でビザを取得する事が出来ました!!!(※審査から決定までの時間はあくまで私のケースなので参考までに。)
渡航の時期も随分と先で来年の1月下旬だったので後回しにされてもおかしくなかったんですが、早く審査を進めていてくれた様です。
最近スウェーデンにはコロナの第二波が来ており、未だ大変な状況が続いていると思いますがワーホリビザの審査が今まで以上に遅くなるということはおそらくないと思うので、これから申請される方はぜひしっかり準備を整えて申請してみてくださいね。
ちなみに移民局からのメールは、ビザの許可が下りたという通知ではなく
”あなたのビザ審査の結果が出ました。” という通知なので、メールが届いた段階ではまだビザの許可が下りたかどうかを正式に知ることができません。
正式な結果は、移民局からの連絡の後にスウェーデン大使館から書類で通知が届きます。(移民局からの連絡から約2、3日程度で届きます。)
この書面の通知を受け取り、正式にビザの結果を知ることができます!
ワーホリビザの審査に通るコツ/気をつけること
ワーホリビザの申請でスムーズに審査に通るポイントは、
• 書類の不備がないこと(入国日や出国日の間違いにも注意)
• 充分な金額の残高証明書を提出すること
•1年間の滞在期間をしっかりカバーできる保険に入ること
• 何か申告しておくべきことは必ず備考欄に記入すること
以上の4つだと思います。
書類についてですが前回の<前半>の記事でお伝えしたビザ申請時に必要な書類は
• 英文の銀行残高証明書 • 保険の加入証明書 • フライトチケット(航空券)
この3つが必要になってきます。
残高証明書は銀行が発行してくれるのであまり心配ないと思いますが、保険の加入証明書やフライトチケットはスウェーデンに入国する予定の日にちと証明書の日にちが異なっていたりすると問題になったりするので日にちの間違い等には注意してください。
英文の残高証明書ですが、ワーホリビザ申請条件の最低金額は
15,000スウェーデンクローナ(※2020年11月17日時点で約18万2千円)
となっておりますが、スウェーデンに行ってからすぐに仕事を見つけられなかった場合、実際ある程度貯金がないと生活できないですよね。
なので数ヶ月程度は貯金で持たせられる程度の資金を用意して行った方が安心なはずです。
ビザの審査に通るためにもなるべくあまり条件ギリギリの資金で残高証明をとるよりも、ある程度は余裕のある資金を用意して残高証明書を用意することをオススメします。
次に、保険の加入証明書ですが1年間の滞在期間をカバーできる保険にしっかり加入していれば日本の保険会社で加入して問題ないです。
日本の保険会社で有名なのは、
東京海上日動、AIG損保、t@biho等があります。
特に東京海上やAIG損保などの大手保険会社だと手厚い補償内容であったり様々な安心のサポートを受けられると思いますが、一つ難点があるとすると申し込み料金が非常に高いですよね。
この中だと一番リーズナブルなのはオンラインで申し込みができるt@bihoがありますが、少しでも保険の料金を抑えたいという方にオススメなのは私も今回利用したドイツの保険会社ステップイン (前半の記事で詳しくご紹介)です。
次に、ケースワーカーに申告しておきたいことは
必ず備考欄にわかりやすく(できれば細かく)記入する ということです。
実際私は今回のビザ申請時に引っ越しを控えていた(しかもギリギリ前の住所のところに住んでいた)ので、住所の記入にとても迷いました。
しかし、Twitterのフォロワーさんに聞いてこの様な場合はどちらにしたら良いか教えていただき、また保険会社にも聞いたところ新しい住所を正式な住所の欄に記入した方が良いと教えていただき、ビザの申請時もその通りに記入しました。
なので、引っ越しが重なる場合の住所の記入は
新しい住所を正式な住所欄に記入、古い住所は備考欄に念のため記入する
という様な形になります。
この様な住所変更以外にも、何か申告すべきことは必ずわかりやすく備考欄に書いておくと安心です。
実際私はかなり事細かに備考欄に申告事項を記入したせいかケースワーカーから何一つ質問もされることなく急に審査終了のメールが届きました。笑
よって、上記の4つを意識すればワーホリビザの審査もスムーズに進むはずです!
まとめ
長くなりましたが今回の記事では前回の記事の続き、スウェーデンワーホリビザ取得までの道のり<後半>をお届けしました。
スウェーデンのワーホリビザは全て英語で申請しなければいけないということで難しく感じてしまう方も多いと思います。
ですが実際はとても簡単で、最悪英語がわからなくても今は大変便利な時代でGoogle翻訳などのツールもあるので自分で訳しながら進めることができます。
また、他の国のワーホリビザの申請条件と比べてもスウェーデンのワーホリは提出書類も比較的に少なくかつオンラインで済ませられるのでそこまで難しいことはありません。
今は世界中がコロナで大変な時期で安易に海外へ行くこともできないと思います。
しかし、スウェーデンには豊かな自然、美しい風景、日本にはない様なゆったりとした時間などなど沢山の魅力がある素晴らしい国。
せっかく今年できたスウェーデンのワーキングホリデー制度なので、あなたの行きたいと思うタイミングでぜひスウェーデンワーホリに挑戦してみてください!
それでは体に気をつけてお過ごしください🌿
今回の記事も読んでいただきありがとうございました。
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