スウェーデンというと、皆さんはどんなイメージが浮かんできますか?
きっと多くの方は、オシャレな家具やインテリア、豊かな自然など..
なんだかゆったりとした時間が流れている優雅なイメージが湧いてくるのではないでしょうか?
福祉国家としても知られるスウェーデンは、国民の幸福度も高く、子育てをしやすい環境でもあります。
そんな魅力溢れるスウェーデンに、突然嬉しいニュースが入ってきました!
なんと、日本とスウェーデンがワーキングホリデー協定を結んだのです!
今まで、北欧でワーホリが可能な国は、ノルウェー、デンマーク、そしてエストニアがありましたが、スウェーデンは日本とワーホリ制度を結んでいませんでした。
元々、北欧に強い憧れのあった私は、いつかスウェーデンにもワーホリで行けるようにならないかな、と強く思っていたのですが、ようやくその願い、ニュースを聞いたときはとても嬉しかったです。
ということで、さっそく私もスウェーデンのワーホリに行くため、オンラインでビザの申請を済ませました!
まだ、ワーホリビザの申請方法の情報は少ないと思うので、ビザの申請方法を前半と後半に分けて、わかりやすく解説していきたいと思います。
今回の前半の記事では、スウェーデンのワーホリビザの申請条件、ビザの申請に必要なもの(書類など)、そしてオンラインでの申請方法をご紹介します。
スウェーデンワーホリのビザ申請条件
まず、スウェーデンのワーホリビザの申請条件はこちら⬇︎
- 日本国籍であること
- 18~30歳であること
- 有効なパスポートを持っていること
- スウェーデンでの最初の生活費をまかなえる費用を所持していること/
最低15,000スウェーデンクローナ(※2020年11月13日のレートで約18万2千円) - 帰国のフライトチケットを有している、又は航空券を購入できるだけの資金があること
- スウェーデンで有効かつ滞在期間をカバーできる保険に加入していること
- 子どもを同伴しないこと
上記の条件を満たしていれば、ビザの申請が可能です。
さらに、嬉しいことに日本人の場合は、ビザの申請費用が免除されており、無料で申請できます。
他国のワーホリビザを申請する場合は、大使館に出向かなくてはいけない場合もあるのですが、スウェーデンの場合は全てオンラインで完結できてしまうので、忙しくても空いた時間に申請できちゃうのが嬉しいポイント。
年齢制限を超えていたり、極端な残高不足などがない限り問題ないはずです。
ビザを申請する前に準備することは?
ビザの申請条件を確認し、まず最初にすべきことは
•銀行残高証明書(英文)の発行
•1年の滞在期間をカバーする保険に加入
•フライトチケットの購入
上記の3つが必要となります。
私はこの3つの中で、一番最初に英文の残高証明書を発行しました。
残高ですが、ワーホリビザ申請条件にある15,000スウェーデンクローナ(約18万2千円)よりももう少し余裕がある方が安心かつビザの審査も通りやすいと思ったので、65万円でとりました。(※実際にはもっと少なくても大丈夫です。)
英文の残高証明書は、円建ての英文で問題ないですが、三菱UFJ銀行だとSEK(スウェーデンクローナ)で発行してくれます。
残高証明書の発行には、約1週間ほどかかり、発行手数料は780円くらいでした。
残高証明書が届いたら、次は保険の加入をしましょう。
基本的に、長期の留学やワーホリで渡航する際は、どこの国でも滞在期間をカバーできる保険に加入していることが条件として必須な場合が多いです。
スウェーデンのワーホリビザの場合も、ビザを申請する前に保険の加入を済ませなければいけません。
オンラインでビザを申請する際に、保険の加入後に送られてくる保険加入証明書を提出する必要があります。
保険会社の費用ですが、実際1年という長期間になると、特に日本の保険会社だと保険の加入だけでもかなりの高額になってしまうことが多いと思います。
私も、今回はとても悩みましたが、実際に私よりも早くビザを申請されたTwitterのフォロワーさんにどこの保険会社が良いかを教えていただいた結果、最終的にドイツの保険会社・ステップインを選びました。
こちらの保険会社は、ドイツの保険会社ではありますが、日本語でオンラインから申し込むことができます。
申し込みから保険の加入証明書の発行まで、全て日本人の方が対応してくださりました!
支払いも、クレジットカードで決済でき、証明書の発行も数日〜1週間程度で完了します。
こちらの事情で渡航の日程の変更をせざるを得なくなった際も、終始親切に対応してくれたので、とても助かりました。
何か困ったことがあれば、日本語で問い合わせできるので安心ですよ。
保険の料金も、プランによりますが、他の保険会社に比べるとかなりリーズナブルです。
私が加入したプランですが、ステップインで一番人気のエコノミープラスに加入しました。
料金は、日本円で約10万円でした。日本の保険会社で1年間カバーするものだと、大体20万円以上するものが多いので、10万円で加入できるのは本当に有難いです。
さて、保険の加入が済んだら、フライトチケット(航空券)を購入しましょう。
片道の航空券でも、ビザの申請条件には引っかからないので問題はないのですが、念のため往復航空券(日程変更が可能なチケット)を購入することをお勧めします。
私は、帰国便のチケットを購入できる費用の証明などが面倒だったので、最初から往復航空券(日程の変更可)を購入し、メールで届いたeチケットのPDFを添付して申請しました。
航空券についてですが、欧州の航空会社を利用してヨーロッパへの直行便を利用するのも良いですが、直行便だとやはり少々料金が高くなってしまうのが難点。
なので、少しでも航空券をリーズナブルに購入したい場合は、カタール航空がおすすめ。
カタール航空は、その名の通りカタールの航空会社です。ヨーロッパへの渡航にも人気の高い航空会社なので、とても有名ですよね!
カタール航空を利用する場合、ドーハ(カタール)経由でヨーロッパへ渡航する形になりますが、航空券の料金がとても安く、日本からヨーロッパへの航空券(往復)も10万円前後で購入できます。
乗り継ぎが不安という方もいらっしゃるかもしれませんが、何回も乗り継ぎするわけではないので全く問題ないです。
↓ カタール航空の予約はこちらから。
いよいよビザの申請!
ようやくビザの申請に必要な書類が揃いましたね!
全ての必要書類が揃ったところで、さっそくビザの申請をしていきましょう。
まず、スウェーデンのワーホリビザの申請は、スウェーデン大使館ではなくスウェーデンの移民庁(このページ)からできます。
こちらの移民庁のサイトでアカウントを作成したら、このApplyを押して自分の情報(Personal Data)を入力する画面へと続きます。
全て英語で入力していく必要がありますが、Google翻訳などを使えばわからない部分があっても全然問題ないです。
ビザの申請で一番気をつけるべきポイントは、「Why Sweden?」のフォームになぜスウェーデンにいきたいのかを英語で1000文字以内にまとめて書かなければいけない点。
難しく感じるかもしれませんが、あらかじめ下書きでメモなどに文章を作成しておき、ビザ申請の時に用意しておいた文章をコピペしてフォームに貼り付ければ、スムーズに進むめられます!(※文字数が限られているので上手くまとめられるようにしておきましょう。)
そして、フォームに自分の情報を入力し先へ進めていくと、途中でパスポート(顔写真、署名や有効期限が記載されているページ)の写真をアップロードする画面、保険の加入証明書と航空券のPDFファイルをアップロードするページに辿り着きます。
一番最後の所には、何か移民庁の担当者に伝えておきたいことなどを記入できる備考欄があるので、申告事項があればこちらに記入することができます。
私の場合は、ビザ申請の時期と日本での引っ越しが重なったため、住所変更があったので備考欄に住所変更があるということを記入しました。
なので、もし私と同じようにワーホリビザの申請と住所変更が重なった場合は、自分の情報(Personal Data)の住所の欄に新しい住所を、そして変更前の(古い)住所は最後の備考欄に書くことになります。
全てフォームを入力し終えたら、確認を押して、PDFファイル(申請した自分の情報)を受け取り、
”The Swedish Migration Agency Has Received Your Information. ”
自分のControl Number等が表示される画面が表示されるはずなのでこちらが表示され記載したメールアドレスにメールが届いていれば申請は無事に完了です!
まとめ
今回は、スウェーデンのワーホリビザの申請条件、ビザの申請に必要なもの(書類など)、そしてオンラインでの申請方法をご紹介しました!
全て英語で申請しなくてはならないのと、行きたい理由を英文でまとめなくてはいけない箇所があったりで、少し難しく感じてしまいますが、記事の通りに進めていけば、誰でもカンタンに申請することができますよ。
必要な書類も、日にちなどの不備がないか一つ一つ確認して提出すれば大丈夫です。
次回は、スウェーデンワーホリビザを取得するまでの道のり<後半>をお届けします!
ビザ取得までのプロセスや、スムーズにビザをゲットするコツをご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
今回の記事も、最後までお読みいただきありがとうございました。
カタール航空で人気の世界都市へお出かけください。