こんにちは!重い霊障とカルマを解消させたブロガー☆ニナです。
こちらの記事で、私が実際に経験した忌み地の霊障体験をご紹介していますが、
今回は、その中でも、特に印象に残っているポルターガイスト現象のお話を、皆さんにご紹介したいと思います。
この忌み地の悪霊は、とんでもないほどに強力で、19年にも渡って私を苦しませ、浄霊には3年半もの時間がかかりました。
一度聞くと、思わず眠れなくなってしまうような、深夜に起きた実話怪談です。
呪われた家主の部屋
私がまだ小学生だった頃、今まで住んでいた家が古くなってきたということで、元々の家を取り壊し、また同じ場所に新しい家を建てました。
新居に住み始めたばかりの頃は、全く気づかなかったのですが、この、私たちが家を建ててしまった場所というのは、後から忌み地であるということがわかったのです。
(※誰かに聞いたのではなく、度重なる怪奇現象や浄霊体験を通じて判明しました。)
家を建てた途端に不幸になった、というようなエピソードを聞くことはよくあるのですが、
私の場合、不思議なもので、家の建築からまだ間もない頃(1年くらい)は、特に大きな変化もなく、これまで通り過ごすことができていたのです。
しかし…
家の建築から、1年以上経った頃から少しずつ異変が起き始め、建築から2年が経った頃には、家の中で、たびたび不可解な怪奇現象が起こるようになってしまいました。
しかも、不思議なのが、なぜか家の主(あるじ)である父親の部屋で起こることがほとんどだったのです。
父親の部屋以外でも、時間を重ねるごとに怪奇現象が起こるようになり、特に、二階の部屋は全て不気味な雰囲気が漂っていました。
今回、ご紹介するお話は、この家で一番最初に起きた怪奇現象です。
今は、別の場所に住んでいますが、この家に住んでいたときは、しょっちゅう怪奇現象が起こっていたのです。
デジタル時計から鳴り出す不気味なメロディ
これは、家の建築から2年後の中1の秋に起こったお話です。
この出来事が起こる前までは、異変はありつつも特に目立った怪奇現象などは、経験していなかったのですが…
ある日の夜、いつも通り夕食を終え、お風呂に入り、寝床についた頃。
普段は、自分の部屋で寝ることが多かったのですが、ときどき母の部屋で寝ることもあったので、この日は、なんとなく母の部屋で一緒に寝ることにしました。
もう、10年以上前の話なので、うろ覚えですが、母も私も、布団に入ってはいるものの、なかなか寝付けずにいたような記憶があります。
そんなこんなで、時間は経過し、夜の23時を超えた頃。
なぜか、今でもはっきり覚えているのは、その時刻は、23:30だったということ。
突然、斜め横の父親の部屋から、まだ単音だった頃の携帯のような電子音(メロディ)が、部屋中に響き渡ったのです。
いきなり鳴り出す不気味な電子音に、母も私も戸惑いを隠せなかったのですが、
半分寝ぼけた母が「ん…?携帯…?」と、ぼやきながら、私の代わりにおそるおそる廊下に出てくれて…
このとき、父は不在で家にはおらず、母が音色の元を確認してみると、その正体は、父の部屋に置いてあったデジタル時計だったのです。
母は、驚きと恐怖でかなり戸惑っている様子でしたが、とりあえずデジタル時計のスイッチを切ってくれました。
こんな出来事は、前の家に住んでいたときはもちろん、新居に住み始めてからも全く経験したことがなかったので、恐怖のあまり震えが止まらなくなりました。
それに、新しいデジタル時計に内蔵されているとは到底思えないような、あまりにも古めかしくて気持ちの悪いメロディに、母も私も違和感しか感じませんでした。
突如起こった、奇妙な出来事に、母も私も不安が拭いきれず、なかなか眠りにつくことができませんでしたが、とりあえずその日は、あまり深いことは考えないようにして、再び寝床についたのです。
そして、後日、父が家に帰ってきたときに、この件について聞いてみたのですが、例のデジタル時計のスイッチを触ったり、何かセットをしたりなどは一切していないとのことで、やはり何のセットもしていないのにも関わらず、ひとりでに鳴り出していたということが、確認できました。
その後も続いた時計の怪奇現象
この怪奇現象を皮切りに、その後も時計にまつわる怪奇現象が、我が家では頻発していました。
これまた、どういうわけか、一階の部屋ではあまり起こることはなかったのですが、やはり、父親の部屋をメインに、二階の部屋全体で起こることが圧倒的に多かったのです。
あるときは、母親の部屋に置いてある、メロディが流れるタイプの目覚まし時計が、電源オフになっているのにも関わらず、プツプツと途切れに途切れに音楽が鳴り出すこともありました。
目覚まし時計に内蔵されているメロディは、ディズニーの有名な音楽だったのですが、これもデジタル時計と同様に、短音で流れるタイプのものだったので、わざとらしく途切れ途切れに鳴り出す様が、信じられないほどに不気味で怖かったのを覚えています。
何よりも、信じられないことに、スイッチがオフになっているのにも関わらず、どうして音楽が流れ出すのか…
こうして書いている今も、怖くて怖くてたまりません。
他にも、父の部屋に設置していた壁掛け時計の針が、まるで私たちに何かを訴えかけるかのように、一点で止まったまま、カチッ!カチッ!と、なんとも言えない奇妙な動きを見せることもあったり、電子機器のスイッチが勝手に入ったりと、不可解な現象が頻発しました。
このような怪奇現象は、時間と共に酷さを増していき…
もともと、家族の中でも、特に霊感が強かった母は、度重なる怪奇現象に身の危険を感じていたようで、どこかへ引っ越したほうが良いのではないかと感じていたそうです。
デジタル時計から流れた曲は「カチューシャの唄」
デジタル時計の怪奇現象が起こって何年か経った頃に、そのとき流れたメロディの曲名がようやく判明しました。
最初、すぐに曲名までを特定することはできなかったのですが、あまりにも気持ちの悪い電子音と、古めかしい曲調はイヤでも脳に刻み込まれていたので、ずっと胸に引っかかっていたのです。
曲名に気づいたキッカケは、何かのテレビ番組でした。
それは、たまたまテレビ番組のBGMとして一時的に使われていたと思うのですが、同時に曲名も表示されていたことで気がついたのです。
ある日、何気なくテレビをつけていたところ、
「あれ?どっかで聞いたことがあるメロディだな…。」
と思い、ふとテレビに目を向けてみると、「あっ…!!!」と、思ったわけです。
そこで、初めてロシア民謡の「カチューシャの唄」だということが、分かりました。
ネットで調べてみると、この曲は、1938年にロシア人の作曲家が作った曲らしいです。
この曲は、どうやら日本でもよく知られているロシア民謡らしいのですが、なぜ、悪霊はわざわざこの曲を選んで私たちに聴かせようとしたのか、今でも不思議でたまりません。
コイツらが生きていたときのお気に入りの曲だったのか、なんなのか…
まあでも、おそらく想像するに、こんな気味の悪い曲をわざわざ選曲して私たちに聞かせようとしている時点で、悲哀や怨念で満ち溢れている霊であることは間違いないでしょう。
結局、この事件の18年後に、この忌み地の悪霊を全て昇天(浄霊)させることができたのですが、なんと浄霊を進めていた途中で、母も私もだんだんこの霊の姿が視えるようになり(※残像越しに)、その正体は、頭まで想像していた通り、明治や大正時代の格好をした、ものすごく古めかしい風貌の女たちだったのです。
また、恐ろしいことに、この悪霊たちは、まるで鬼や悪魔のような恐ろしい表情で私を睨みつけてきました。
こんな大昔に死んだはずの霊が、いつまでもその土地に縛られてこの世に留まり続け、19年も生きている人間(私たち)に凄まじい悪影響を与え続けていたというのは、本当に恐ろしいことだと思います。
まとめ
忌み地の霊障体験の中で、特に印象に残っているポルターガイスト現象をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
突然、夜中に不気味な電子音が鳴り響くなんて、普通じゃ考えられないですよね。
さらには、これまた暗くて不気味なメロディの曲をわざわざ選んで、私たちに聴かせようとしてくるところが、とてもタチが悪いなと感じます。
どうせなら、大塚愛の「さくらんぼ」みたいな明るい曲を選べばいいのに!とか思っちゃいます(笑)